ジブリが誕生して、今年で30年。
広島県立美術館では、9月末までジブリの展示会を行なっている。
展示室に入ってすぐ出迎えてくれるのは、
スタジオジブリ内にある打ち合わせスペースに佇むトトロ。
日本人なら幼い頃から常に身近にあったジブリ。
そんな歴代のジブリの作品のポスターが今、広島に一堂に展示されている。
今回の博覧会では、過去の宣伝ポスターだけでなく、
一作品ができあがるまでの企画から広報スケジュールまでの
制作側の綿密なやり取りまでが公開されている。
「あの有名なキャッチコピーは、こうやって生まれたんだ。。」
と、目を見開いてしまうほど、制作に携わった方々の熱い思いが伝わってくる。
携帯もなかった90年代当時、その事細かなやり取りはFAX。
FAXに書かれた文字から
数々の作品を世に送り出してきた鈴木さんのキャラクターが文字越しに見えてくる。
展示されているネコバスは、実寸代の大きさで撮影も可能なので
中に入って、あのシーンを思い浮かべながらフワフワのシートに座るのも楽しい。
展示会は、9月24日(月)まで。
滅多にないこの機会を逃してほしくない。
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【ジブリの大博覧会】
会期日程:〜2018年9月24日(月)
開館時間:9時〜17時(金曜日は20時まで)
※入場は閉館の30分前まで
入館料:一般1,400円 / 高・大学生1,000円
場所:広島県立美術館